一般的には何の事を言っているのか全く伝わらない記事かと思いますが、
現行のY字ポイントレールと、廃版のY字ポイントレールは分岐の幅が異なっています。
現行は1/2直線の108mmですが、廃版は95mm(想定)になっています。
この95mmの寸法が現行のあるレールに含まれています。
「車両基地」レールです。
この車両基地レールの95mmは45度ズレて接続部がありますが、
「大曲線レール」を活用して、疑似的に45度ズレの95mmを作ることができます。
車両基地のレール間隔(45度ズレ95mm)を疑似生成するレイアウト
「車両基地(J-24)」は、
このようなレ―ルでレールですが、一応は情景パーツ(コードJ)の扱いです。
この奥に伸びた2本のレールが95mm間隔で伸びています。
ですが、現行のプラレールのレールで95mmを生成することができるような
レールの組み合わせは見つからないはずです。
ですが「大曲線レール(廃版)」を利用する事で、
この45度ズレの95mmの接続位置を作り出すことができます。
大曲線レールで45度ズレの95mmをつくる
「大曲線レール(廃版)」これも「Y字ポイント(廃版)」と同じように、
過去に売られていたレールで、現在は中古市場から得るしかありません。
カーブが緩やかで大きな円を作ることができます。
曲線レールの円、複線外側レールの円、そして大曲線レールの円を、
図にするとこのようになります。
色表現はこのように表現しています。
- 現行レール:水色
- 複線レール(現行):紫色
- 廃版レール:緑色
いかがでしょうか、
複線外側曲線レールと大曲線レールは物理的に重なりますので、
実際にはこのように置くことはできません。
この大曲線レールを使うと、
車両基地の95mm段差を綺麗に収めることができます。
これを図にするとこのようになります。
弊サイトでは原則廃版品は入手困難(面倒)な為、
同じく「大曲線レール」も使わないスタンスでレイアウトをしてきました。
ですが、今回「大曲線レール」を採用せざるを得なかった理由は、
以下の記事でご紹介しています。
「車両基地」をレイアウトする上で、
寸法をしっかり合せてレイアウトする事に拘るならば、
「大曲線レール」は避けて通る事ができないのです。