プラレールに慣れている人であればたぶん常識とも言える
ポインタレールの使い方に、ぐるぐる8の字を描くように、
勝手に電車がポイントを切り替えて走らせるレイアウトがあります。
簡単な例でポイント切り替えの流れを図でご紹介します。
目次
各ポイントレールを”頭合わせ”でつなげて 自動で交差するレイアウトが作れます
とても単純な組み合わせでポイントレールを使うと、
勝手に行ったり来たりするレイアウトを作れます。
まず、プラレールを電車が走る向きを戻してくれる
ループの作り方があります。
このループに入ってきた電車は、
ターンアウトのポイントがどちらに切り替わっていても、
ぐるっと回って、元のレールに戻されます。
円形のレイアウトを組むと、電車が二度と出てこなくなるレイアウトに
なってしまいがちですが、そうしたことを防いでくれます。
これを2つ使うと、勝手に行ったり来たりするレイアウトが作れます。
ぐるぐる、毎回違うルートを通ってくれる8の字状ループ
このようなレイアウトです。
まず、ターンアウトはどちらも直進になっています。
そこに右から電車を走らせます。
電車は左側を真っすぐ直進します。
電車は左側を真っすぐ直進した電車はぐるっと回って、
左上から戻ってきます。
この時、左側のターンアウトポイントを下に押し下げて切り替えます。
左側から入ってきた電車は右側のループに直進で入っていきます。
ぐるっと回って、右上から戻ってくる時に、
右側のターンアウトポイントを下に押し下げて切り替えます。
さて、先ほど左側のターンアウトポイントは下に押し下げられています。
そこに、右側から電車が戻ってきます。
今度は、左側のターンアウトで、分岐する側に電車が進みます。
そして、左から戻ってきた電車は、
左側のターンアウトポイントを直進方向に切り替えてくれます。
最後に、右側のループも同じで、
先ほど分岐側に切り替えられていた右のターンアウトポイントを通り、
分岐側に電車が進み、直進方向から戻ってきます。
この時に、ポイントを切り替えて1つの8の字走行が終了します。
これで、ポインタが最初の状態にもどり、
あとは繰り返しで、ぐるぐると8の字走行を続けてくれます。
これはすごく単純で、2つのループをつなげただけの形状ですが、
長いレイアウトの中に、このポイント部分を入れることで、
複雑な走り方をぐるぐる回したりすることができます。
一見、大差なさそうな8の字ポイントレールのつなぎ例の違い
8の字ポイントレールは、名の通り、
8の字状にレールをつないでくれるレールです。
形が違うだけで、ターンアウトと仕組みは同じです。
8の字ポイントレールのパッケージに書かれた基本レイアウトは、
そのまま「8」の形をしています。
しかし、この場合は、一度円に入った電車は、
誰かがポインタを手で切り替えない限りは、同じ円を回り続けます。
しかし、8の字ポイントからレールを延ばす方向を変えて、
1つのポイント分岐からでて、分岐に戻るようにレイアウトすると、
ターンアウトと同じように、文字通りの8の字走行をするようになります。
レイアウトの形状としては8の字ではなくなりますけども。
このレイアウトはあまり見た目上は面白くもありませんが、
走らせてみると、基本的な8の字レイアウトより、
電車が向きを変えて、走る場所を変えてと面白みがあるはずです。
形として弊サイトでは以下をご紹介しています。
交差ポイントを使うと、より簡単に8の字走行させられます
8の字レイアウトに近い形で、8の字走行をさせるには、
交差ポイントレールを使います。
このようなレイアウトです。
これなら形も8の字です。
目で電車を走らせてみても、
ちゃんと8の字状に電車が走るのが分かるのではないでしょうか。
このように、ポイントレールの使い方を変えただけで、
電車の走り方、ポイント切り替えの手間がガクッと減ったりしますので、
色々、レールを組み替えてみると面白いと思います。
尚、この仕組みはこのような他のポイントレールでも利用できます。
その他のテクニック・コツ
以下ではその他のプラレールレイアウトテクニックやコツを紹介しています。
お時間がおありでしたら、併せてご覧いただけると嬉しく思います。