レイアウトは何も一筆書きのようにレールを伸ばす必要はありません。
既につながっているある形から、延長、延長を繰り返して、
色々な形を作り出していく方が簡単で、意外な形に出逢えるかもしれません。
プラレールの基本でもあるレイアウトの拡張についてご紹介します。
レイアウトの拡張の基本 まず「直線レール」の1セット(2本)を挿入することから
まず、以下のレイアウトを見てください。
円と円がズレてつながった松の文様のような形です。
この形には、曲線レールのつなぎ目がいくつもあります。
それぞれのつなぎ目でレールを切り離した時に、
切り離されたそれぞれが、同じ方向(縦方向、横方向、斜め方向)に動かすことができる
対辺にあたる位置のつなぎ目があるかを探します。
以下の図は、それぞれを矢印で色付けしています。
※すべての組み合わせではありません。
この矢印の位置であれば、直線レール(1/2,1/4を含む)を、
両方に入れることで、レイアウトを延ばすことができます。
例えば「茶色」の矢印の部分に直線レールを入れてみます。
このようになります。
結構、最初のイメージと形が変わった感じがしませんか?
先ほど「すべての組み合わせではありません」と書いたのが、
同じ角度のつなぎ目であれば、どこを切り離して挿入してもいいからです。
元々「黄緑色」の部分をセットにして線を引いていましたが、
挿入位置を、角度が同じの「ピンク色」部分にしても延長ができます。
このようにして、元の形を1つ作り、
対辺に同じ長さのパーツを挿入すると、レイアウトを安定して大きくしていけます。
例えば、「直線レール」と「ストップレール」を入れて、駅を置く。
「1/2直線」と「ガーター橋」を入れるなど、
別のものであっても、長さが同じなら、この方法が使えます。
当然、上から見て対辺のつなぎ目なら、
片方が高架上のつなぎ目でも同じですから、
橋を追加することも簡単にできます。
最初は、1本1本レールをつないでいくよりも、
既にある形を決めて、組んでしまってから、
レールを変えていくと、より豊かなレイアウトにしていくことができます。
弊サイトでも、形状を元にしたシンプルなレイアウトを紹介していますので、
そのまま使うというより、一旦組んでから、
お子さんと一緒にカスタマイズして楽しんでみてください。
その他の、レイアウトテクニックについては以下でご紹介しています。
レイアウトを実際に作ってみたよ!というご報告を頂けると、とても嬉しいです。
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