「R-18 『坂曲線レール』」のパッケージに紹介されている
「プラン3」をご紹介します。
このプランはクネクネ8の字状に一見みえる工夫があるレイアウトです。
坂曲線レールを使って交差させる高架レイアウトは、
基本レイアウトの組み合わせを延長したこのような形の方がシンプルになります。
目次
プラン3(パッケージサンプル)・R-18 『坂曲線レール』
坂曲線レールは、高架レイアウトを始める時に最初に手にするパーツかもしれません。
坂曲線レールで8の字レイアウトを作るのには少し苦労をするのですが、
疑似的に8の字クロスを2回入れることで、
実際は8の字ではないのでちゃんとつながる、クネクネしたレイアウトが作れます。
レイアウトイメージ
カーブで曲げてクロスさせているだけで、
基本はベーシックなレイアウトの高架部分を延長しただけです。
これは、クロスレイアウトにすると歯の向き(凹凸)が同じになってしまうため、
こうしたちょっと複雑に見えるテクニックが必要なのです。
坂曲線レールで8の字する場合、このように途中で1/4直線を入れて、
歯の向き(凹凸)を調整する必要があります。
レイアウトパーツの配置
このレイアウトは以下のレール配置になっています。
※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
ちょっとした工夫で複雑そうに見えて楽しめるレイアウトが作れますが、
ちょっと場所を取るかな・・・これ。
使うレール部品の数
このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。
4直線レール 〈R-01〉
61/2直線レール 〈R-02〉
8曲線レール 〈R-03〉
4坂曲線レール (A・凸) 〈R-18〉
4坂曲線レール (B・凹) 〈R-18〉
6ブロック橋脚 〈J-14〉
2ミニ橋脚 (1段) 〈J-15〉
2ミニ橋脚 (2段) 〈J-15〉
2ミニ橋脚 (3段) 〈J-15〉
※必要な「ミニ橋脚」の合計数は 12 個でした。
※必要な「ブロック橋脚」の合計数は 6 個でした。
※すべてを「ミニ橋脚」で組む場合は合計で 36 個必要です。(現在、高架下通過の橋脚数を減らす計算は未対応です)
offical_r-18-p3
※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール(2倍レール等)を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。
公式のレイアウト図
パッケージにはこのレイアウトは以下のように紹介されています。
その他の公式プランは以下でご確認いただけます
公式プランのいいところは、
「寸法が合わないけどつながる」という、もやっとする感触がない
寸法がビシッと合ったレイアウトのみが紹介されている点です。
その為、バリエーションには限りがありますが、
それでも、じっくり見ているとかなり勉強になる組み方があったりして面白いものです。