プラレールに慣れてくるとやりたくなるのが立体交差と多段レイアウトです。
少しずつ平面的なものから、交差したり、何段も重なるレイアウトが作りたくなります。
ここでは「坂曲線レール」を使って、多段周回レイアウトをご紹介します。
幅はほぼ、円2つ分の大きさです。(実際は、1/4直線分程長い)
このレイアウトは「あま田こにー」様 作品発案のレイアウトを元に、
勝手に「坂曲線レール縛り」の中で考えたものです。
原案は「あま田こにー」様 作品になります。
目次
省スペース3段!誰でも作れる詳説付き多段レイアウト
3段レイアウトで坂曲線を使って上り下りするレイアウトは、
かなり苦労をしました。
ニュー坂レールと、直線レールで1段上りに甘えてしまった部分はありますが、
電車がカーブしながら上がって下りる姿は、
見ていて楽しめるかもしれません。
レイアウトイメージ
タワーレイアウトの全体です。
いつもCGに影を付けていますが、タワーになると影であまりよく見えません^^;
影を無くした完成イメージはこうなります。
平面的にはシンプルですが、複雑にアップダウンして、
電車の動きが見ていて楽しめるのではないかと思います。
レイアウトパーツの配置
このレイアウトは以下のレール配置で作っています。
外形がコンパクトで、レール部品を持っているようであれば、
気軽に作る事ができるサイズにまとまっています。
※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
使うレール部品の数
このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。
4直線レール 〈R-01〉
10曲線レール 〈R-03〉
1ニュー坂レール (裏) 〈R-06〉
26坂曲線レール (A・凸) 〈R-18〉
11/4直線レール (凸凸) 〈R-20〉
21/4直線レール (凸凹) 〈R-20〉
11/4直線レール (凹凹) 〈R-20〉
44ブロック橋脚 〈J-14〉
7ミニ橋脚 (1段) 〈J-15〉
9ミニ橋脚 (2段) 〈J-15〉
11ミニ橋脚 (3段) 〈J-15〉
※必要な「ミニ橋脚」の合計数は 58 個でした。
※必要な「ブロック橋脚」の合計数は 44 個でした。
※すべてを「ミニ橋脚」で組む場合は合計で 234 個必要です。(現在、高架下通過の橋脚数を減らす計算は未対応です)
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※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール(2倍レール等)を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。
組み立てる手順
多段レイアウトですので、組み立てを各層に分けてご紹介しておきます。
組み立てていく過程はこのようになります。
1段目
まず一段目は、坂曲線レールを使って、
このようにS字にレールを敷きます。
レールを敷いた状態はこのようになります。
次に、1段目の上に橋脚を立てていきます。
立てた状態がこのようになります。
2段目
1段目が終わったら、2段目のレールを敷いていきます。
レールを敷いた状態はこのようになります。
次に、2段目の上に橋脚を立てていきます。
立てた状態がこのようになります。
3段目
続いて、2段目が終わったら、3段目のレールを敷いていきます。
3段目のレールが敷き終わったら、完成です。
途中にポイントなどもありませんので、
どちら周りでも、ずっとぐるぐると回り続けます。
レイアウトのご紹介は以上です。
実際は、坂曲線レールにこだわらずに、
曲線レールを使ってスロープにすれば、歯の向き(凹凸)も、
曲線レールの向きで自由に変えることができて、楽ちんです。
わざわざこのようなレイアウトにする必要もありませんが、
実現は可能でしたのでご紹介いたします。