「Y型ポイント(絶版)」は現在の「Y字ポイント」レールとは、
分岐の間隔が異なっていて95mm(推定設計値)になっています。
この95mmの分岐を行った幅を、他のレールで調整する方法はありません。
寸法誤差を出さずにレイアウトするには、
セットで「Y型ポイント(絶版)」を利用しての寸法調整が必要です。
「Y型ポイント(絶版)」を2個片側で使えば、4個が必要になります。
目次
「Y型ポイント(絶版)」の寸法調整は1セットで行う参考レイアウト2
「Y型ポイント(絶版)」で分岐した2つのうち、
外側のレールをつなぐには「大曲線レール(絶版)」を利用します。
綺麗に複線化できるのですが、その後の寸法調整には、
反対側にも同じレイアウトで分岐をする必要があります。
レイアウトイメージ
薄い緑で表示しているレールが絶版レールを表しています。
「Y型ポイント(絶版)」で分岐させたレールを、
同じように反対側にも同じ形を置くことで寸法が綺麗に合ってきます。
レイアウトパーツの配置
このレイアウトは以下のレール配置になっています。
※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
使うレール部品の数
このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。
8曲線レール 〈R-03〉
21/4直線レール (凸凸) 〈R-20〉
4Y型ポイントレール【廃版】 〈R22y〉
8大曲線レール【廃版】 〈-〉
org-p0000000256
※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール(2倍レール等)を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。
「車両基地」のダブルターンアウトの美設計
「車両基地」のダブルターンアウトレールは、
とても綺麗な設計で大曲線レールの寸法を取り込み、
車両基地としてのデザイン性を活かすように、
95mmというレール間隔を採用しているように見えます。
車両基地がどうして美設計なのかについては、
以下でご紹介しています。
「車両基地」を使ったその他のレイアウト
「車両基地」のダブルターンアウトを利用した、
レイアウトは以下で一覧化しています。