「車両基地」のダブルターンアウトレールの寸法調整には、
「大曲線レール(絶版)」が本来は必要になります。
それでも、現行レールだけでもなんとか寸法を寄せて、
レイアウトを作ることができるいい組み合わせが存在しています。
ここでは現行レールのみで誤差0.2mm弱に寄せたレイアウトをご紹介します。
目次
車両基地を現行レールで”なじませて”つなぐレイアウト1
「車両基地」からターンアウト分岐したレールの右側を、
曲線レールでS字カーブを描くと、綺麗に寸法があう組み合わせが作れます。
これは以下の組み合わせを利用した変形レイアウトです。
レイアウトイメージ
パッと見はどこがずれているのかさえ分からない綺麗な収まりになっています。
現行レールでズレが最も少なく収まる組み合わせは、
今のところこれが最小だと思っています。
レイアウトパーツの配置
このレイアウトは以下のレール配置になっています。
※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
使うレール部品の数
このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。
9直線レール 〈R-01〉
31/2直線レール 〈R-02〉
18曲線レール 〈R-03〉
2ターンアウトレール (R・凹) 〈R-11〉
21/4直線レール (凸凹) 〈R-20〉
1車両基地 (ダブルターンアウトレール) 〈J-24〉
org-p0000000263
※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール(2倍レール等)を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。
「車両基地」のダブルターンアウトの美設計
「車両基地」のダブルターンアウトレールは、
とても綺麗な設計で大曲線レールの寸法を取り込み、
車両基地としてのデザイン性を活かすように、
95mmというレール間隔を採用しているように見えます。
車両基地がどうして美設計なのかについては、
以下でご紹介しています。
「車両基地」を使ったその他のレイアウト
「車両基地」のダブルターンアウトを利用した、
レイアウトは以下で一覧化しています。