プラレールの基本中の基本とも言えるレール間隔の変更は難しいことはありません。
つなぎたい先のレールの位置に狙ってレイアウトをしていくために、
基本的なパターンを組み合わせてレイアウトを作っていきます。
ここでは「直線レール」の長さ1本を1として、
レールの間隔を半分(1/2)に変更する例をご紹介します。
レールの間隔を変更する例(1対 1/2 )
こちらの例もわざわざ書くような事でもないとは思いますが、
これからプラレールを始めたい(やらされる父)人には参考になるかもしれません。
プラレールの大基本は以下の図です。
直線レール1本の長さ 21.4cm(*) が元になっていて、曲線レールの半径が同じ長さです。
(*):タカラトミー公式には 21.6cm です。
このルールに従って、レールを組み立てていくのですが、
2つの並行するレールを90度曲げて、曲げた先で並行する幅を変える場合、
曲線レールの前に「1/2直線」「1/4直線」を入れて間隔を調整します。
変更後の幅を半分(1/2)にする場合このような方法が利用できます。
1/2直線レールの長さと同じ幅で複線を利用する場合には、
「Y字ポイントレール」がきれいにつながります。
参考まで表示している21.4cm間隔の格子(グリット)は直線レール1本分の四角です。
このグリット上にレールがある方がレイアウトはよりスムーズに行えますが、
この複線幅の調整例ではグリット上になく、5.35cm 下にズレているのがわかります。
このようなズレを減らしておくこともレイアウトのコツになります。
少し小さなレールが増えますが、グリットに合せてレイアウトするとこのようになります。
これで下から直線レール1本分の間隔できたレールを、
「Y字ポイントレール」で1本のレールにまとめるようなレイアウトができるようになりました。
このように曲がる部分で2本間隔に変えてレイアウトします。
こうしたレール間隔の変更などを駆使して全体のレイアウトを組み立てていきます。
レイアウトを実際に作ってみたよ!というご報告を頂けると、とても嬉しいです。
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