プラレールのレイアウトで最初の1本目を置くときや、
8の字ポイントなどでつなぎ目の向きをどちらにでも選択可能な場合などは、
「反時計回り凸接続」をベースに考えておくと、
後々のレイアウト変更が楽になります。
目次
常に「反時計回り凸接続」をベースに考える
何故、反時計回りに凸なのか?
それは、変更ができない制限のあるパーツが、そのようになっているからです。
坂曲線レール(R-18)の形状による制限
一番、使う頻度が高く、困らせてくれるパーツが「坂曲線レール」です。
見ての通り、右側が「坂曲線レールB(R18-B)」です。
上り方向に凸のレールになっています。
当然、大規模なレイアウトの中で、途中分岐して内側に円形を収める事もありますので、
絶対にこの法則が当てはまるわけではありませんが、
大きなくくりで、外周部分にあたるレイアウトは、
どっちでもいい時は「反時計回りに凸」が後々、レイアウトの変更が楽になります。
次に、このパーツ。
自動ポイントレール(R-16)の形状による制限
「自動ポイントレール(R-16 自動3分岐)」です。
買ってみたものの、この複線分岐部分が使いにくく、
使っていない人も多いのではないかと思います。
この自動ポイントレ―ルは、単線側から電車が来た場合のみ、
自動的に3方向に順番に振り分けていきます。
逆の合流する側から電車が来た場合は、当然、単線に合流するだけで、
自動振り分けはされません。
そして「裏返して使うことはできない」 という制約もあって、
ターンアウト分岐をレイアウトの外に出したい場合は、
当然、時計回りになりますが、
あまり大きなレイアウトにすることが目的でもない限りは、
レイアウトの内側にターンアウトされることが多いはずです。
必然的に「反時計回り」というレイアウトになり、進む方向に凸の接続になります。
自動ターンアウトレール(R-19)の形状による制限
同じく、自動ポイントレールの複線分岐部分を無くした形状の、
「自動ポイントレール」も同じことになります。
「反時計回り」というレイアウトになり、進む方向に凸の接続になります。
つなぎ目の凹凸が合わない!という経験はよくありますが、
ショックの大きなものが「坂曲線レール」です。
気軽に高架にして拡張しよう!とおもったら、ハマるパターンです。
そんな時も「反時計回りに凸」をクセにすれば、
自然とそうした場面は減っていきます。
当然、どちらにもつなぎ目の向きが変更できる「8の字」ポイントを
途中に入れている場合などは、条件が変わってきます。
ですが、将来的に「どこに高架を延長するか?」を考えながら作っていくと、
無駄な変更やレールの入れ替え、凹凸変換が必要なくなっていきます。
レイアウトを実際に作ってみたよ!というご報告を頂けると、とても嬉しいです。
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