「カンカン踏切セット」は、
正式名「トミカと遊ぼう!くるぞわたるぞ!カンカン踏切セット」で、
プラレールの踏切パーツの一つで、トミカに踏切を渡らせて遊ぶことができます。
標準レイアウトは小判に収めるレイアウトですが、
これを大きなレイアウトでさらに立体交差させたい場合の寸法をご紹介します。
「カンカン踏切セット」をさらに!立体交差させる橋脚位置検討
これをレイアウトに組み込む場合の基本的な寸法については、
以下でご紹介しました。
これを、今回は、さらに上を超えるような、
高架レイアウトに組み込みたい衝動を満たす橋脚位置をご紹介します。
実際には衝動ではなくて、
この「カンカン踏切セット」では、
子供が座って操作するスペースが必要です。(ユニットの右前側)
子供がレールをまたがずに楽しめるレイアウトは、
この基本レイアウトになるのですが、それではつまらない。
という訳で、高架で渡してしまえ!というアプローチを考えます。
実測して可能なレイアウトを検討
まず、そもそも高架渡しが可能かどうかを確認します。
何も、横渡しする必要はなく、縦で渡せばもっと楽なのですが、
どうせ、最初にやるなら攻めたい。これは個人の好みです。
2倍直線レール1本を使えば、途中の空間を利用して高架で渡すことができます。
高架の高さは最低で「8ミニ橋脚ブロック(ブロック橋脚2段)」必要です。
かなりこれでもギリギリ。
※トミカを持ちあげる為の羽が回るのですが、
実際電車が通過するタイミングに羽の位置が悪いと、しなって当たるかもしれません。
その際は、この部分だけミニ1個追加して、高さをあげれば良さそうです。
横渡しする橋脚の受け位置を考えます。
踏切の中心線から、だいたい1/2直線レールほどずらした位置が、
丁度いい立ち位置で、レイアウト設計がしやすい所です。
次に橋脚の縦位置ですが、
これが丁度良さそうなレールの長さに合った位置にありません。
「1/2直線レール+直線レール」を斜めにした長さが比較的近い位置にきます。
この長さで立てる設計にする必要がありそうです。
高架で渡した「8ミニ橋脚ブロック(ブロック橋脚2段)」を
できるだけ省スペースで下したいので、ニュー坂レールを使います。
トミカの道路がかなりキツイ位置にきます。
トミカを置いてみると、思ったよりは隙間があいていて、
何とか車も通れそうな位置になっています。
※写真の車は、公式には「走行禁止」扱いですのでご注意を。
このように渡す設計でいけそうだという事がわかりました。
公式には「走行禁止」扱いのトミカは、箱にこのように書かれています。
こんなトミカは遊べないよ!(一例)
- 形状が特殊なもの
- 車高が高いもの
- 屋根(上面)の形がでこぼこしているもの
- 車幅が狭いもの
限られた条件から、レイアウトを設計
では、得られた条件でレイアウトの設計をします。
あくまでも1案ですが、このようなレイアウトが考えられます。
『「1/2直線レール+直線レール」を斜めにした長さ』という橋脚位置のしばりに、
地味に苦労していますが、これならなんとか高架交差できそうです。
このレイアウトを実際のレイアウトとして以下でご紹介しています。
レイアウトを実際に作ってみたよ!というご報告を頂けると、とても嬉しいです。
お写真を添えて、是非共有ください。