高架レイアウトを作っていて、たまに出会うケースが「橋脚が立てられない」です。
真下にレールが通過していて、
うまく橋脚を立てるスペースが取れないことは結構あります。
そんな時には簡単なことで回避できますのでご紹介します。
結論「つなぎ目の真下に置かなければいい」
まず、橋脚が立てられない簡単な例です。
坂曲線レールでくるっと回って、高架交差するレイアウトです。
直線の場合
丁度、つなぎ目の位置に橋脚を立てようとすると、
真下にレールが通過しています。
最初に思いつく対処として、橋脚が要らないレールを使うことです。
「2倍直線レール」を使えば、橋脚が不要になります。
直線レール2本分が一気に高架で渡せて、とても便利なのですが、
一般的なパーツではなく、部品として買う必要があるので、
プラレールの初期段階では持っていないことが多いはずです。
これは少し考えれば、橋脚を2個にすれば済むことがすぐに分かります。
それぞれのレールを1個の橋脚で支えれば、
無理に、つなぎ目の位置に橋脚がある必要はないという事です。
そういう意味では「2倍直線レール」でも、
橋脚が余っているなら、橋脚を同じように2個立てた方が安定します。
橋脚がある場合と、無い場合では、レイアウトの安定性が全然違います。
橋脚を取ると、やっぱりしなりが大きく、沈み込みます。
この沈み込みがあっても十分に楽しめますが、
以下で紹介しているレイアウトなど高架下のスペースが厳しい場合は、
沈んだ時に、通過する電車が当たらないか?
高架下にあるものが当たらないか?など、確認する必要があります。
どうしても当たる場合には、回避方法は他にもありますので、
併せてご検討いただければと思います。
2倍系レールを使えば橋脚を無くせるけど、曲線は止めた方がいい
「2倍直線レール」と同じように「2倍曲線レール」があります。
この曲線レール2本分のレールを使って、
カーブ途中に橋脚が立てられない場合を回避してみます。
※これは無理に橋脚が当たる位置を通しています。
このような場合に「2倍曲線レール」で橋脚なしレイアウトを作る方法は、
あまりお勧めはできません。
実際には、以下でご紹介していますが、かなり危ういレイアウトになります。
何度かは無事通過するかもしれませんが。
こちらも同じように、下のレールを避けた位置に橋脚を2つ置けば安定します。
単純ではありますが、2倍レールで橋脚を節約するという方法は、
あまり使わないかもしれません。
普通のレールで橋脚さえ増やすことができるのであれば、
そのままでレイアウトは成り立つようにすることができます。
どうしてもレイアウト上、橋脚を増やすことも立てる事もできないときは、
やっぱり2倍直線レールの橋脚なしレイアウトは、
とても攻めたレイアウトができて楽しいとは思いますけども。
何かのご参考になりますと幸いです。
その他のレイアウトのコツ・テクニック
以下で、その他のレイアウトのコツ、テクニックをご紹介しています。
その他のオリジナルプラン
以下で、弊サイトオリジナルのレイアウトを多数紹介しています。
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