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リニアライナースケール速度最高1126km/hを樹立した公式イベントのレイアウト

2015年12月にタカラトミーさんの公式イベントが開催され、
「リニアライナー」の最高速度にチャレンジする試みが行われました。
東京にて2016年1月末に発売されることになった
「リニアライナー専用ストレートレール」「リニアライナー専用カーブレール」の
発売イベントとして行われ全長約50.4mのロングコースを用いて、
スピード検証された際のレイアウトを動画・画像から読み取って作図しました。

公式サイト:リニアライナー|タカラトミー

リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

弊サイトを運用開始するはるか前に行われたイベントの為、
取材等は行っておりませんので、
開催模様などは当時の記事などを参考にして頂ければと思います。

 2015/12/03 20:00:00

(前略) 2016年1月末発売が発表された拡張用レールは、直線タイプの「リニアライナー専用ストレートレール」(2本入り、2,000円/税別)、曲線タイプの「リニアライナー専用カーブレール」(4本入り、4,000円/税別)の2種類。イベントでは、この拡張用レールをつなぎ合わせ、全長50mのロングコースを作成し、最高時速が何kmに到達するかチャレンジを行った。「おもちゃショー2015」では、全長22mのレールを設置して走行させたところ、スケールスピードは900km超を記録。これまでの検証からも、コースを伸長するほどリニアライナーの速度が増すことも分かっており、イベント史上初のスピードを目指すこととなった。

50mのロングコースでのスピード検証の結果、なんとスケール速度は時速1,000kmを突破。さらに最高時速1126kmも確認された。なお、スケール速度は、リニアライナー車両を実際の車両と同じサイズに縮尺換算した場合の速度で、1,000kmでは約11km、1,126kmでは約12.5kmの時速となる。(以下略)

(抜粋引用)タカラトミー「リニアライナー」が"スケール速度"で時速1,000km超えを達成、全長50mロングコースで検証 | マイナビニュース

 

レポート動画は以下のように紹介されています。

 

先に全体像をCG化したものはこのようなレイアウトになっています。
ぐるっと周りを取り囲むレールが、最高速度挑戦コースです。

1120km_layout_p3d

全体レイアウトのパース・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

動画と画像からレール数を集計

今回、この最高速を記録したレイアウトがどれだけのレールを使っているのかが、
とても気になり、集計を試みる事にしました。

結果は「結果へスクロール」をクリックして読み飛ばしてください。

まず、参考にした動画は以下の「がっちゃんねる★TheGacchannel」さんのYoutube動画と、
Engadget 日本版さんの
目指せスケール速度1000km/h!リニアライナーが50mの超ロングコースを爆走(動画あり) - Engadget 日本版」に
紹介されている画像をお借りしました。

ではいきます。

短い辺の方の直線レールを置かれた橋脚を頼りに数えます。
29本あるように推測できます。

1121km_layout_02

短手方向の直線レールは29っぽい・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

次に長い辺側のレールを数えますが、1枚の写真では到底読みきれないので、
動画をキャプチャして、分割して集計します。

1121km_layout_03

長手方向は分割して集計1・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

最初の角から数え始めたら、以下のように順を追って数えます。

最後まで到達した時点での直線レールの数は57本と推測できます。

1121km_layout_08

長手方向はの直線レールは57っぽい・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

ただし、反対側にはコントロールステーションがあり、
直線レールの本数が変わるので注意が必要です。

2本引いて、短い直線レールを2本足して、コントロールステーションになります。

1121km_layout_09

尚コントロールステーション周りは本数が変わる・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

ちなみに、最高速度レイアウトの内側の日本地図もレールを数えてしまいます。

1121km_layout_10

日本地図の本数も併せて集計・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

切れている残りの北海道部分も確認します。

1121km_layout_11

北海道の残りも集計しつつ短手方向29で確定・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

 

最高速度挑戦レイアウトの全体

外周の最高速度挑戦レイアウトは、このようになっています。
全体の周長を測っても、50.4mになっています。問題ないでしょう。

1121km_layout-1ex

最高速度コースのレイアウトと周長チェック・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

CGにしてもあまりイメージが沸かない規模に仕上がっています。
相当デカいです。

1120km_layout_p2

最高速度挑戦レイアウト・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

その他、内側の日本地図側も確認します。

1121km_layout-3ex

北海道・九州・沖縄レイアウト・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

※九州の直線レールの集計は22本の誤り。

北海道と九州のイメージパース

 

本州・四国のレイアウトはこのようになっています。

1121km_layout-2ex

本州四国のレイアウト・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

1120km_layout_p_hon_shikoku

本州四国パース・リニアライナー最高速を樹立した公式イベントのレイアウト

 

概ね規模と本数が分かりましたので、次はコストを見て見ます。
個人で実現可能かどうかは気になるところですので。

ちなみにエンガジェさんが既に以下のように考察されています。

日本列島を作るのにストレートレールが116本、カーブレールが88本、外周には180本のレールが使用され、ステーションが5つあるので実際に買ったら48万9000円(税別)。大人買い......できなくもない金額かもしれませんが、敷設するスペースを確保するのはなかなか難しいですね。

(抜粋引用)目指せスケール速度1000km/h!リニアライナーが50mの超ロングコースを爆走(動画あり) - Engadget 日本版

 

各レイアウトの使用部品数の集計と追加部品

まず、コントロールステーション(CG上で白い箱)は、
「リニアライナー 超電導リニア L0系スペシャルセット」に含まれています。

(出典) リニアライナー 超電導リニア L0系スペシャルセット|タカラトミー(TAKARA TOMY) - Toy/B00Y1UOL7I

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またこのセットには、以下が含まれていますので、
その分は、追加のレールに含まない計算になります。

  • 直線レール(ストレートレール)- 6本
  • 短直線レール(ハーフレール) - 2本
  • 曲線レール(カーブレール) - 8本

ちなみに、このセットで作られるベーシックレイアウトが、
上記の「四国」と同じ形になります。

どれだけ巨大かがよく分かります。。。

 

またメーカー希望価格として、マイナビさんの記事を参考にさせて頂きます。

タカラトミーから今年9月に発売された「リニアライナー 超電導リニアL0系スペシャルセット」(35,000円/税別)は、4両編成で超電導リニアL0系を再現し、世界初となる磁力で浮上・走行できる玩具として大きな話題を呼んだ。実際のリニアライナーの約90分の1サイズ(W251×D32×H26mm)で、スケールスピード時速は500kmを越えるという。(中略)

2016年1月末発売が発表された拡張用レールは、直線タイプの「リニアライナー専用ストレートレール」(2本入り、2,000円/税別)、曲線タイプの「リニアライナー専用カーブレール」(4本入り、4,000円/税別)の2種類。イベントでは、この拡張用レールをつなぎ合わせ、全長50mのロングコースを作成し、最高時速が何kmに到達するかチャレンジを行った。

(抜粋引用)タカラトミー「リニアライナー」が"スケール速度"で時速1,000km超えを達成、全長50mロングコースで検証 | マイナビニュース

 

※尚、以下で「CS」と表記したものは、コントロールステーションです。

レール等部品使用数

集計した部品数はこのようにあんりました。
かなりの数にのぼっています。高いレールなのに・・・。

使用数
CS 直線 短直線 曲線 橋脚
最高速レイアウト 1 170 2 8 187
北海道 1 28 2 16 61
本州 1 52 2 48 149
四国 1 6 2 8 23
九州・沖縄 1 22 2 16 39
合計 5 278 10 96 459

(特記)Engadget 日本版 さんの集計では、

日本列島を作るのにストレートレールが116本カーブレールが88本外周には180本のレールが使用され、ステーションが5つあるので実際に買ったら48万9000円(税別)。

Engadget 日本版 さんは、直線レール(ストレート)と短直線(ハーフレール)を合算して直線本数としています。
日本列島:28+2+52+2+6+2+22+2=108ストレート、16+48+8+16=88カーブ
外周:170+2+8=180本

本数は無事、合ってそうです^^

ここから、セットに含まれているレール数を差し引いた残り、
追加レールの購入が必要な数を算出します。

不足部品数 必要セット数
CS 直線 短直線 曲線 橋脚 直線セット数 曲線セット数
最高速レイアウト - 164 0 0 0 82.0 0
北海道 - 22 0 8 0 11.0 2
本州 - 46 0 40 0 23.0 10
四国 - 0 0 0 0 0.0 0
九州・沖縄 - 0 0 8 0 0.0 2
合計 - 232 0 56 0 116.0 14.0

全部で、直線レール(2本入)が、116箱とは恐ろしい数です。

 

現在価格と、当時のメーカー希望価格はこのようになっています。
それぞれ、直線は2本入り、曲線は4本入りです。
※現在価格は2019/1/8現在のAmazon価格です。

「リニアライナー 超電導リニアL0系スペシャルセット」同梱数 メーカ価格 現在価格 備考
CS 1 35,000 19,980 以下セット価格
直線 6 2000 4,340 2本入
短直線 2
曲線 8 4000 1,700 4本入
橋脚 23 レールに付属

 

レイアウト全体の最終的なコスト

最終的にはこのくらいのコストが必要になってくる検証だと分かります。

今、部品を一定価格で調達することができたとしての試算ですが、
70万近いレールを買う必要があります。

ここまでくると、
もうタカラトミーさんに助けてもらわないとどうにもなりませんね。

メーカー価格 2019年価格
CS 直線 曲線 CS 直線 曲線
最高速レイアウト 35,000 164000 0 19,980 355880 0
北海道 35,000 22000 8000 19,980 47740 8000
本州 35,000 46000 40000 19,980 99820 40000
四国 35,000 0 0 19,980 0 0
九州・沖縄 35,000 0 8000 19,980 0 8000
合計 175,000 232,000 56,000 99,900 503,440 56,000
総合計 463,000 659,340

 

私は、最近になって、近くの家電量販店で現物の現品特価販売を見て、
1.8万円でリニアライナーを購入しました。

Amazonではほぼ2万ですが、新品の底値は1.5万位でしょうか(オークション等)。
中古になると1万を切る価格で取引されています。

発売から5年近く経過したこの商品は、
当時のCMでは知っていたのですが、自分には関係ないとスルーしていました。

ですが、子供が生まれ、このサイトの運用を開始したこともあり、
現物を見てしまったら、急に欲しくなってしまいました。

 

当然、入手すればいろいろな欲が出てしまうもので、
レールを買い足したい・・・高い・・・と悩んでいた時、
この最高速度チャレンジのYoutubeに出逢いました。

 

最初に過ぎるのは、全体でいくらになるのよ?でした。
レールが高すぎて、増やせないんですよね、切実で。

リニアライナー。

本体は高くてもいいけど、せめてレールの価格がもう少し落せれば
もっと人気がでる商品だと思うんですよね。

正直なところプラレール世代(子育て世代)にとっては、
プラレールのレール位なら・・・ということが多いはずなのです。

アドバンス専用レールでさえ、ちょっと買いにくい心境ではないかと思います。

 

確かにクリアアクリルのレールは美しいです。
私もこの透明感は好きです。

610Brek1f3L._SL1100_

リニアライナーは美しい・・・(出典)Amazon.co.jp

 

でも、ブルーのプラレール素材でいいから、
安価なレ―ルが選択出来たら、もっと楽しみたい人は多くいたでしょうね。セットのレールを温存して、プラ素材の方で遊ぶとか。。私は横が透けて見えないブルーのリニアライナーのレールが、
300円/本~500円/本、位に収まってくれるなら、
結構買い足して、自己最高速度記録にチャレンジしたりしてると思います。時間かけて毎月コツコツ買い足していけば、
十分大きなレイアウトを作れるだけのレール数にはなるはずなのです。この辺は是非、考えて欲しかったな。
プラレールファン層は、レールなどを買い足してカスタムするのが、
好きな人が多いはずなので、「追加レールが高価すぎる」これは間違いなく敗因だと思います。
最初のセットの値段(3万)の問題じゃないと思う。
エコレールと再生磁石でいいじゃない。楽しめた方がいいよ。

 

そんなリニアライナーも、
2017年1月には、生産終了品となりいずれは消えゆく運命になってしまいました。

順次修理も受け付けてもらえなくなっていくのですが、
根強いファンはいるはずなので、
弊サイトでも、リニアライナーのレイアウトも紹介していきたいと思っています。

 

お役に立ちますと幸いです。お読みいただきありがとうございました。

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