「shigeの言いたい放題」様のサイトで紹介されているレイアウトから、
「プラレール レイアウト例 その3」を勝手に図面化・CG化したレイアウトです。
坂曲線レールの歯の向きの制限を、
8の字ポイントでうまく回避した面白いレイアウトです。
プラレールレイアウト例(2009/04/15)
レイアウトとしては、途中8の字ポイントの片側が、
切りっぱなしになっている状態にありますが、これには理由があります。
凹凸変換を目的として採用されておられます。
8の字ポイントやY字ポイント、など分岐系ポインタは、
使い方によっては、凹凹、凸凸の接続に利用ができます。
以下のパーツで利用可能です。
弊サイトでも以下のレイアウト等で活用しています。
Uターンレール(複線)の2つの接続は共に凹接続です。
そのままでは必ず歯の向きを変換する必要がありますが、
そこに8の字ポイントを介する事で、その必要性がなくなります。
レイアウトイメージ
坂曲線レールの凸凸接続に8の字ポイントを使われています。
言い換えれば
「曲線レール」の「凹凹/凸凸」パーツが存在するようなイメージです。
レイアウトパーツの配置
このレイアウトは以下のパーツで作られているものと推測します。
※寸法のズレに関しては写真からパーツが判別できない部分があり、
実際には合っている可能性があります。
※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
刺激を受けて作成したオリジナルレイアウト
一応、自分への戒めとして、1つ参考にさせて頂いたら、
最低1レイアウトは参考を活かして生み出すスタンスです。(これがしんどい)
こちらのレイアウトに刺激を受けて弊サイトで作成したレイアウトは以下になります。
かなり苦労しました^^;
レイアウトの中に、Sカーブを含むレイアウトを行った場合、
寸法調整が面倒になってしまいがちです。
S字取り回しのコツについては以下でご紹介しています。
S字が4つあるひょうたん型は、
同じ寸法のズレを反対にもいれてズレを吸収するアプローチで、
セットで同じずれを入れるか、上記のコツを活用するか、
何かしらの方法を使う事が、S字を綺麗に収めるパターンになります。
参考
以下の通りレイアウトについての感想を述べられています。
坂曲線Bで登って、坂曲線Aでさらに登ろうとすると、BとAのつなぎ目が凸と凸になってしまうので、8の字ポイントレールを凹凹レール代わりに使っています。
そうすると、他のところで凹凹になってしまうので、ここに、8の字ポイントレールの片割れを使って凸凸レール代わりに使用。1/4直線レール欲しいなぁ、、、
出典元のshigeです。
ご丁寧な引用ご報告ありがとうございます。
取り上げていただいて光栄です。
もう、10年近く前に作ったものですので、こんなものを作った事すら忘れていますが、持っているレールの種類からして、これで合っていると思います。
強引に繋げていたのですね。w
そういう意味でも1/4直線レールが有れば解決できたことですね。
shige 様
弊サイトへお越しいただきありがとうございます。
貴重なお時間をお取り頂きコメントまで頂き恐縮です。
かなり時間の経った記事を掘り起こしてしまい申し訳ありませんでした。
60年近くの歴史あるプラレールですので、
ホームページ時代からの英知が書き残されて、
今もこうして見られることに感謝する日々です。
私自身プラレールを始めてから、
強引だろうとなんだろうと構わずつなげてOK!というタイプではあるので、
むしろズレのあるレイアウトの方が楽しいとさえ思っています。
1/4直線があれば!と、思った時に限って、
既に別のところで使ってしまっていたりして、
なかなかうまくいかないことも多い日々です。
目の前にあるパーツでつなげるのは、
今遊びたい我が子を満たすには必須条件になりますので、
長さが合う、よりも、つながる、が一番の成果だと思います。
※CGなら資材無関係というズルさはあります^^;
ズレを避けては結局無難なレイアウトになってしまいがちですので、
全く気にせず楽しむのがプラレールの良さだと思います。
shige 様の斬新な発想を拝見して、楽しませて頂いております。
私も10年後にshige 様の記事と同じように、
プラレールを始めた人の何らかのお手伝いになればと思い、
今後とも続けていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願い致します。
レイアウトを実際に作ってみたよ!というご報告を頂けると、とても嬉しいです。
お写真を添えて、是非共有ください。