ターンアウトから平行に複線化(S字カーブ)を対辺もS字カーブさせるレイアウト〈6〉

ターンアウトポイントレールは直線から曲線レールが分かれた形をしています。
曲線レールをそのままカーブさせれば円状になりますが、
逆側にカーブさせるとS字カーブになり、元の直線レールと平行になります。
複線のように分岐させた場合には全体の長さ調整に苦労することもありますが、
反対側の辺にも同じ向きにS字カーブを入れれば綺麗に長さが合います。

ターンアウトから平行に複線化(S字カーブ)を対辺もS字カーブさせるレイアウト

内側のひょうたんのような形はオマケですが、
外側にS字カーブが２つ同じ向きに入っているのがわかるかと思います。
この同じ向きにSを入れるレイアウトなら、寸法調整が面倒なS字が綺麗に収まります。

レイアウトイメージ

ターンアウトレール３本が組み合っている部分は、
無意味につながっている個所もありますが、レイアウトの一例とお考えください。

パースビュー・ターンアウトから平行に複線化(S字カーブ)を対辺もS字カーブさせるレイアウト

レイアウトパーツの配置

このレイアウトは以下のレール配置で作っています。

レイアウト・ターンアウトから平行に複線化(S字カーブ)を対辺もS字カーブさせるレイアウト

※格子グリットは直線１本分の基準長さを示し、およそ214mm（21.4cm）です。

上側のSカーブを考えず普通にレールを伸ばしていくと、
簡単につながらなくなるよくあるパターンです。

何も考えたくないときは、Sカーブは反対側にもセットで入れるとスムーズです。

レイアウト・Sカーブを作らず単純に延ばして合わなくなる例

使うレール部品の数

このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。

レール部品一覧

詳細の展開・省略

3直線レール 〈R-01〉

まっすぐなレールですべてのレールの基本になる長さです。

19曲線レール 〈R-03〉

曲がったレールで半径は直線レール１本と同じです。円には８本必要です。

2ターンアウトレール (L・凸) 〈R-11〉

直線レールから分かれるレールです。曲がったレールは曲線レール１本と同じ長さです。

2ターンアウトレール (R・凹) 〈R-11〉

直線レールから分かれるレールです。曲がったレールは曲線レール１本と同じ長さです。

org-p0000000006
※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール（２倍レール等）を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。