通常レールで電車をＵターンさせるレイアウト〈194〉

電車の走る向きを常に１方向に戻すようにレイアウトする場合、
通常レールで作ったＵターンをレイアウトに含ませるといいでしょう。
Ｕターンをさせるにはこのレイアウトの組み合わせを使うといいでしょう。

このレイアウトは以下の記事を補足する意味で生まれたレイアウトです。

ターンアウトを使って電車の方向を戻すループを作る

通常レールで電車をＵターンさせるレイアウト

左右共にＵターン形状を取るレイアウトで、
自動でずっと回り続けるお手軽なレイアウトになります。

レイアウトイメージ

毎回、ターンアウトが直前に電車が通過した側に倒されていますので、
その方向へ進んで戻ってきます。
次は、またその方向といった具合です。

８の字ポイントは「凹凸変換」（ここでは凹凹）を、
曲線レールの位置で行えることを示す１例の為に入れています。
※ここでは８の字ポイントを、円と逆（右方向）へポイントを固定して使います。

パースビュー・通常レールで電車をＵターンさせるレイアウト

レイアウトパーツの配置

このレイアウトは以下のレール配置で作っています。

レイアウト・通常レールで電車をＵターンさせるレイアウト

※格子グリットは直線１本分の基準長さを示し、およそ214mm（21.4cm）です。

使うレール部品の数

このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。

レール部品一覧

詳細の展開・省略

2直線レール 〈R-01〉

まっすぐなレールですべてのレールの基本になる長さです。

11/2直線レール 〈R-02〉

直線レールの半分の長さのまっすぐなレールです。

13曲線レール 〈R-03〉

曲がったレールで半径は直線レール１本と同じです。円には８本必要です。

1ターンアウトレール (L・凸) 〈R-11〉

直線レールから分かれるレールです。曲がったレールは曲線レール１本と同じ長さです。

2ターンアウトレール (R・凹) 〈R-11〉

直線レールから分かれるレールです。曲がったレールは曲線レール１本と同じ長さです。

18 の字ポイントレール (L・凸) 〈R-12〉

左右に分かれる曲線レール２本を背中合わせにしたレールです。

11/4直線レール (凸凹) 〈R-20〉

直線レールの1/4の長さの真っすぐなレールです。つなぎ目が凸凸、凸凹、凹凹になった３種類があります。

11/4直線レール (凹凹) 〈R-20〉

直線レールの1/4の長さの真っすぐなレールです。つなぎ目が凸凸、凸凹、凹凹になった３種類があります。

org-p0000000194
※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール（２倍レール等）を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。

Ｕターンレールで似た構成にするなら以下のようになります。
※複線幅広ポイントレールを使います。

通常レールからUターンレールでUターンする基本レイアウト〈191〉