「車両基地」で使われているダブルターンアウトレールの寸法調整を、
大曲線レールで行いながら、出来るだけ最小構成を突き詰めたレイアウトです。
下側の大曲線レールの90度カーブによる寸法調整には、
どのように調整してもいいというバリエーションを持たせることができます。
ここでは大曲線を高架カーブの2番目の曲げ方向をレイアウト1と反転させています。
似ていますが、必要に応じて大曲線レールを入れ替えて、
レイアウトを変更する事ができる例としてご紹介します。
目次
車両基地を大曲線で調整するミニマムレイアウト3
車両基地のダブルターンアウトレールの半端な寸法を、
Yの字ポイントレールを介しつつより小さなレイアウトにし、
大曲線レールの入れる位置が自在に変更できる事をご紹介します。
レイアウトイメージ
薄い緑で表示しているレールが「大曲線レール(絶版)」を表しています。
「大曲線レール」を使う寸法調整でもこの位まで小さなレイアウトにできます。
レイアウトパーツの配置
このレイアウトは以下のレール配置になっています。
※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
使うレール部品の数
このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。
2直線レール 〈R-01〉
21/2直線レール 〈R-02〉
11曲線レール 〈R-03〉
18 の字ポイントレール (L・凸) 〈R-12〉
4坂曲線レール (A・凸) 〈R-18〉
4坂曲線レール (B・凹) 〈R-18〉
11/4直線レール (凸凸) 〈R-20〉
51/4直線レール (凸凹) 〈R-20〉
1Y字ポイントレール (A・凸) 〈R-22〉
4ブロック橋脚 〈J-14〉
2ミニ橋脚 (1段) 〈J-15〉
2ミニ橋脚 (2段) 〈J-15〉
2ミニ橋脚 (3段) 〈J-15〉
1複線ブロック橋脚 〈J-22〉
1車両基地 (ダブルターンアウトレール) 〈J-24〉
4大曲線レール【廃版】 〈-〉
※必要な「ミニ橋脚」の合計数は 12 個でした。
※必要な「ブロック橋脚」の合計数は 4 個でした。
※すべてを「ミニ橋脚」で組む場合は合計で 28 個必要です。(現在、高架下通過の橋脚数を減らす計算は未対応です)
org-p0000000252
※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール(2倍レール等)を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。
「車両基地」のダブルターンアウトの美設計
「車両基地」のダブルターンアウトレールは、
とても綺麗な設計で大曲線レールの寸法を取り込み、
車両基地としてのデザイン性を活かすように、
95mmというレール間隔を採用しているように見えます。
車両基地がどうして美設計なのかについては、
以下でご紹介しています。
「車両基地」を使ったその他のレイアウト
「車両基地」のダブルターンアウトを利用した、
レイアウトは以下で一覧化しています。