Uターンレールは基本的に「複線レイアウト」で利用するパーツです。
しかし「単線・複線ポイントレール」と同様に、
単線パーツと共に使いたくなるのが人の性だと思います。
しかしレール間隔の6cm(60mm)はどうにも丁度いい寸法がないのです。
そこで通常パーツの組み合わせで限りなく6cmに近くなるように、
周回ルートを作った例です。
通常パーツUターンレール接続・プラレールプラン
実際には、非常に小さな隙間が空いているのですが、
プラレールの世界では「ほぼ合っている」と呼べるような小さな隙間です。
レイアウトイメージ
「Uターンレール」の凹凹でつながる形の都合「1/4直線レール(凸凸)」が必要ですが、
このような組み合わせなら、綺麗にぐるっと回してくることができます。
あ、今「面倒くせぇ・・・」と思いました?
本当に面倒くさいと思います。
実際、ここまで組み合わせを見つけるまで、2日程悩んでやっと見つけたアプローチです。
でも、場合によっては「普通につないでるよ?」という方もおられるはずです。
隙間を少なくすることにこだわらずに、5mmくらいOK!って事であれば、
以下のレイアウトが非常にスッキリします。
組み合わせさえ合っていれば、形も簡単に変えられることと思います。
レイアウトパーツの配置
このレイアウトは以下のレール配置で作っています。
面倒くさいですねぇ・・・。
ズレは、2.7mm(3mm弱)問題ないはずです。
※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
使うレール部品の数
このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。
6直線レール 〈R-01〉
11/2直線レール 〈R-02〉
10曲線レール 〈R-03〉
1Uターンレール 〈R-10〉
11/4直線レール (凸凸) 〈R-20〉
11/4直線レール (凸凹) 〈R-20〉
roop-p00003
※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール(2倍レール等)を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。
Uターン(循環・ループ)を元にしたプラン
Uターンレールは使いどころの難しいレールパーツですが、
一気に電車の方向を変えることができる点では便利なパーツです。
単独ではあまりパッとしませんが、大きなレイアウトの中に組み込むと、
動きがあるレイアウトが楽しめるはずです。
レイアウトを実際に作ってみたよ!というご報告を頂けると、とても嬉しいです。
お写真を添えて、是非共有ください。