Uターンレールは複線幅レールとつないで、電車の走る向きを変えるパーツです。
ですが、このパーツは複線用ということもあり、複線レール間隔6cmを、
綺麗に通常レールのグリットに合せて戻してくれるパーツなのです。
曲線外側レールとUターンレールを組み合わせると、
複線分岐のパーツから出たレールを、別々の方向に向けたりすることができます。
目次
Uターンレールは複線幅6cmを調整する部品と見るとレイアウトの幅が飛躍的に増える
まずUターンレールとは、このパーツです。
真っ赤なデザインが印象的で、
息子も大好きなレ―ルですが、どうにも使いにくい印象はありませんか?
ベタな使い方をすると、
このように「複線幅広ポイントレール」で幅調整をして、
行って来いのレイアウトになります。
※このタイプのバナーは、画像をクリックすると拡大可能です。
しかし、これを利用すると複線レールを使わずに、
別々のレールレイアウトを行う事ができるのです。
※「曲線外側レール」は使用しています。
まず、このレイアウトを見てください。
このレイアウトをもっとシンプルにするとこうなります。
凝って、高架レイアウトで使うとこうなります。
あくまでもサンプルレベルのレイアウトでしたが、
実際に遊ぶレイアウトとして導入するとこのようになります。
Uターンレールは複線幅6cmを調整する部品
どのレイアウトもそうなのですが、
複線分岐のレール(6cm間隔の外側)を、
すべてUターンレールで受けています。
これはこのような図を意味しています。
濃い赤線を書いてある部分は、
直線レールの長さ21.4cm(214mm)のグリットに載っている部分を示しています。
自動ポイントレールから出た複線(下側)が、
ターンアウトレールを通ってUターンしてくると、
赤い矢印(上)のところに出てきます。
自動ポイントレールから出た複線(上側)は元々赤線上にあります。(赤い矢印下)
複線レールでは、通常レールのグリットから6cmズレてレイアウトが作られていきますが、
Uターンレールを通った後は、すべてがグリット上に載ってくるのです。
平行して走る2本の線路ではなく、
別々に走る2ルートとしてレイアウトができることになります。
それも、通常のレールを使ってです。
※Uターンまでの外側ルートは「曲線外側レール」で曲げる、
又は「複線曲線レール」でつないでいくこと。
これを活かしたレイアウトが先ほどの
ですが、分岐してすぐにUターンで受けて、
別方向へレイアウトを走らせています。
自動ポイントレールの3方向分岐をそれぞれの3ルートに振り分けて、
勝手に切り替わるポイントレールの恩恵を、
最大限に楽しむことができるようになります。
3つに分かれる「自動ポイントレール」を使っても、
複線で行って、戻ってくるだけでは、電車の動きがつまらないでしょ?
だったら、やっぱり3つの方向にそれぞれ走って欲しい。
発端はそこだったんですが、なんとか方法が見つかりました^^
自動ポイントレールとは、このパーツです。
何かのご参考になりますと幸いです。
その他のレイアウトのコツ・テクニック
以下で、その他のレイアウトのコツ、テクニックをご紹介しています。
その他のオリジナルプラン
以下で、弊サイトオリジナルのレイアウトを多数紹介しています。
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