坂曲線レールを駆使した高架が楽しいレイアウト〈79〉

図面にすると寸法的な部分では非常にシンプルな形でありながら、
いざ組んでみると歯の向き（凹凸）に苦労したりと、
頭を悩ませてしまう高架レイアウトでした。
この辺りから、図面で設計しないとレイアウトするのに、
とても苦労するクラスになってくるかなと思う所です。

坂曲線レールを駆使した高架が楽しいレイアウト

単純なターンアウトを利用して電車をUターンさせて戻すレイアウトの
基本的な形状を、坂曲線レールでレベルを変えて戻すということを、
あちらこちらでやっています。

元はこのような形状です。

ターンアウトで行ったり来たり８の字状クロスレイアウト〈80〉

レイアウトイメージ

電車が走っているうちに自然に、
高架を降りたり、上ったりして動きがある為、楽しめるプランだと思います。

パースビュー・坂曲線レールを駆使した高架が楽しいレイアウト

レイアウトパーツの配置

このレイアウトは以下のレール配置で作っています。

レイアウト・坂曲線レールを駆使した高架が楽しいレイアウト

※格子グリットは直線１本分の基準長さを示し、およそ214mm（21.4cm）です。

使うレール部品の数

このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。

レール部品一覧

詳細の展開・省略

24直線レール 〈R-01〉

まっすぐなレールですべてのレールの基本になる長さです。

21/2直線レール 〈R-02〉

直線レールの半分の長さのまっすぐなレールです。

49曲線レール 〈R-03〉

曲がったレールで半径は直線レール１本と同じです。円には８本必要です。

22倍直線レール 〈R-07〉

直線レール２本の長さのある真っすぐなレールです。

7ターンアウトレール (L・凸) 〈R-11〉

直線レールから分かれるレールです。曲がったレールは曲線レール１本と同じ長さです。

7ターンアウトレール (R・凹) 〈R-11〉

直線レールから分かれるレールです。曲がったレールは曲線レール１本と同じ長さです。

16坂曲線レール (A・凸) 〈R-18〉

曲線レールと同じ長さで１本ずつ坂を作るレールです。ブロック橋脚１個の高さに上げるには４本必要です。

28坂曲線レール (B・凹) 〈R-18〉

曲線レールと同じ長さで１本ずつ坂を作るレールです。ブロック橋脚１個の高さに上げるには４本必要です。

41/4直線レール (凸凸) 〈R-20〉

直線レールの1/4の長さの真っすぐなレールです。つなぎ目が凸凸、凸凹、凹凹になった３種類があります。

61/4直線レール (凸凹) 〈R-20〉

直線レールの1/4の長さの真っすぐなレールです。つなぎ目が凸凸、凸凹、凹凹になった３種類があります。

31/4直線レール (凹凹) 〈R-20〉

直線レールの1/4の長さの真っすぐなレールです。つなぎ目が凸凸、凸凹、凹凹になった３種類があります。

34ブロック橋脚 〈J-14〉

単線の高架をつくるときにレールをささえます。上に何段も重ねることができます。

9ミニ橋脚 (１段) 〈J-15〉

坂曲線レールの下において使います。４個重ねるとブロック橋脚の代わりになります。（重ねた個数別で表示しています。）

9ミニ橋脚 (２段) 〈J-15〉

坂曲線レールの下において使います。４個重ねるとブロック橋脚の代わりになります。（重ねた個数別で表示しています。）

10ミニ橋脚 (３段) 〈J-15〉

坂曲線レールの下において使います。４個重ねるとブロック橋脚の代わりになります。（重ねた個数別で表示しています。）

※必要な「ミニ橋脚」の合計数は 57 個でした。

※必要な「ブロック橋脚」の合計数は 34 個でした。

※すべてを「ミニ橋脚」で組む場合は合計で 193 個必要です。(現在、高架下通過の橋脚数を減らす計算は未対応です)

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※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール（２倍レール等）を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。