複線パーツをＹの字ポイントで調整するレイアウト〈173〉

複線パーツは結構くせ者で長さ調整に苦労することも多いはずです。
そんな複線パーツを数ミリの誤差できれいに収める組み合わせを探し、
レイアウトに組み込んでいます。
ここでは横方向に「直線１本分の移動」と縦方向に「1/4直線１本分の移動」する
Yの字ポイントの性質を使ってレイアウトに活用しています。

このレイアウトは以下の記事を補足する意味で生まれたレイアウトです。

〔２〕複線幅6cmを通常レールで誤差最小に収める組み合わせを探す

その後、もっとシンプルな方法を見つけていますのでご紹介します。

〔３〕複線幅6cmを通常レールで誤差最小に収める組み合わせを探す【ベスト】

複線パーツをＹの字ポイントで調整するレイアウト

単線複線ポイントから出たレールをYの字ポイントで受けることで、
複線幅６cmをできる限り少ない誤差に調整しています。

レイアウトイメージ

かなり面倒な取り回しをしていますが、
誤差はかなり小さく抑えることができています。

パースビュー・複線パーツをＹの字ポイントで調整するレイアウト

レイアウトパーツの配置

このレイアウトは以下のレール配置で作っています。

レイアウト・複線パーツをＹの字ポイントで調整するレイアウト

※格子グリットは直線１本分の基準長さを示し、およそ214mm（21.4cm）です。

使うレール部品の数

このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。

レール部品一覧

詳細の展開・省略

6直線レール 〈R-01〉

まっすぐなレールですべてのレールの基本になる長さです。

51/2直線レール 〈R-02〉

直線レールの半分の長さのまっすぐなレールです。

22曲線レール 〈R-03〉

曲がったレールで半径は直線レール１本と同じです。円には８本必要です。

1ニュー坂レール (裏) 〈R-06〉

直線レール２本の長さで橋脚ブロックの高さまで上げられます。両面使う事ができます。（パーツに表裏の決まりはありませんが、上る方向に向かって凸を表として区別しています）

12倍直線レール 〈R-07〉

直線レール２本の長さのある真っすぐなレールです。

1単線・複線ポイントレール (B・凹) 〈R-13〉

１本のレールから複線レールに分けるレールです。

4坂曲線レール (B・凹) 〈R-18〉

曲線レールと同じ長さで１本ずつ坂を作るレールです。ブロック橋脚１個の高さに上げるには４本必要です。

11/4直線レール (凸凹) 〈R-20〉

直線レールの1/4の長さの真っすぐなレールです。つなぎ目が凸凸、凸凹、凹凹になった３種類があります。

1Y字ポイントレール (B・凹) 〈R-22〉

1/2直線の長さの幅の２本のレールを単線とつなぐレールです。

10ブロック橋脚 〈J-14〉

単線の高架をつくるときにレールをささえます。上に何段も重ねることができます。

1ミニ橋脚 (１段) 〈J-15〉

坂曲線レールの下において使います。４個重ねるとブロック橋脚の代わりになります。（重ねた個数別で表示しています。）

1ミニ橋脚 (２段) 〈J-15〉

坂曲線レールの下において使います。４個重ねるとブロック橋脚の代わりになります。（重ねた個数別で表示しています。）

1ミニ橋脚 (３段) 〈J-15〉

坂曲線レールの下において使います。４個重ねるとブロック橋脚の代わりになります。（重ねた個数別で表示しています。）

※必要な「ミニ橋脚」の合計数は 6 個でした。

※必要な「ブロック橋脚」の合計数は 10 個でした。

※すべてを「ミニ橋脚」で組む場合は合計で 46 個必要です。(現在、高架下通過の橋脚数を減らす計算は未対応です)

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※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール（２倍レール等）を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。