「4分岐てんてつき(廃版:G-23)」は既に入手困難なポイントレールの為、
あまりこのレイアウトをやってみようと思う人はいないことと思います。
今回「4分岐てんてつき」を使ったレイアウトの検証を行った際の、
派生レイアウトとして作りましたのでご紹介しておきます。
尚、このレイアウトは以下でご紹介しているプラレールの
長さ調整テクニックの説明資料でもあります。
「4分岐てんてつき(廃版)」を持っていなくても、
プラレールテクニックとしての説明ですのでお役に立つかもしれません。
同時に以下も作成しています。
「4分岐てんてつき」をパススルーして周回ルートを作るレイアウト1
「4分岐てんてつき」は偶然にも、
現行のレールで綺麗に寸法を調整することができる組み合わせが存在して、
このようにレイアウトすることができます。
レイアウトイメージ
薄い緑で表示しているレールが「4分岐てんてつき(絶版)」を表しています。
途中1/4直線、1/2直線を入れていますが、
これは凹凸変換の為に使っているだけで、長さ調整では利用していません。
レイアウトパーツの配置
このレイアウトは以下のレール配置になっています。
※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
使うレール部品の数
このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。
19直線レール 〈R-01〉
11/2直線レール 〈R-02〉
14曲線レール 〈R-03〉
1ターンアウトレール (L・凸) 〈R-11〉
1ターンアウトレール (R・凹) 〈R-11〉
11/4直線レール (凸凸) 〈R-20〉
11/4直線レール (凸凹) 〈R-20〉
1てんてつき(4分岐)【廃版】 〈-〉
org-p0000000268
※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール(2倍レール等)を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。
このように「てんてつき」といえば、車止めでレール終端とすることが多いのですが、
普通に切り替えポイントとして活用して、
車庫と通り抜けルートとしてレイアウトする事もできます。
今後、このような組み合わせを現行の「3分岐転てつ機(操車場)」でも、
作っていきたいと思っています。
今回、これを作成するに至った元のレイアウトがこちらです。