「旧てんてつき」とは現在の「操車場(J-06)」に含まれている
3分岐ポイントレール(てんてつき/転てつ機)の過去の仕様で、
分岐が4つに分かれているものです。
今回、この「4分岐てんてつき」を使ったレイアウトの検証ご依頼を頂き、
検証した過程で、現行のレールで寸法調整が可能な組み合わせが見つかりましたのでご紹介します。
尚、この投稿の元になったレイアウトは以下になります。
旧てんてつき(4分岐)に偶然、絶妙な調整可能寸法が存在する
このサイトでは現在手に入らないパーツのレイアウト紹介は、
避ける方向で紹介を心掛けています。
ですが、現行のパーツの寸法が一部廃版のレール寸法を踏襲していたり、
関係性がある場合もあるので、一部廃版パーツも利用しています。
以下がその一番分かりやすい例です。
今回「4分岐てんてつき」の作図をしながら、
何か面白い寸法がないかなぁ…と探していたところ、ありました!
この寸法です。
「4分岐てんてつき」を斜め45度傾けて繋げた時に、
4番線の水平移動距離が、直線レールとほぼ同じ長さになり、
縦方向の移動距離が「曲線レールの縦置き-曲線レールの横置き」寸法に近いことが分かりました。
このような条件であれば廃版レールではありますが、
現行のレールパーツで帳尻合わせが可能だという事です。
詳細な説明は以下でご紹介していますが、
この組み合わせを利用すると、このようなレイアウトに活かすことができます。