Uターンレール自体はくるっと回る為だけのパーツの為、
あまり寸法を意識する必要はありませんが、
ただ一つのレイアウトを行う場合には、寸法が重要になってきます。
そのレイアウトを行うための実測資料を残しておきます。
目次
Uターンレールの実測長さ資料
Uターンレールは、ほぼ「2倍直線レール」と同じ長さになっています。
直線レールが214mm(弊サイト基準)ですので、428mmに近い長さです。
以下が重ねた状態です。
尖端が少しはみ出ていますので、少し長いことが分かります。
以前、測った時の長さでは8mmちょっと長いという感じです。
片側を合せて、
反対側を測っています。
だいたい8mmです。
この8mmをちょうどいい長さに調整してくれるレールはありませんが、
Uターンレールは片側からしかレールをつなげないので、心配はありません。
左右からレールを出す2段構造で長さの影響がでてきます
Uターンレールのパッケージには、
このような2段構造でレイアウトできることが書かれています。
実際にレイアウトしてみると、このようになります。
測ってみると、つなぎ目から反対側のつなぎ目まで、
大体、540mmくらいになります。
参考までに、単体の全長の実測値は、422mm程度。
幅方向の実測値は、306mm程度になっています。
実測値から設計上の寸法を割り出す
図面で適正な寸法を割り出します。
実測値の図面化
実測寸法をそのまま図面にするとこのようになります。
それを2段構成で寸法を割り出すと、このようになります。
この状態では、それぞれから出たレールの長さが、
プラレールのユニット寸法で調整が難しい中途半端になってしまいます。
「1/2直線レール」が10.7cmに対して、
グリット(214mm)からはみ出た寸法が、11cmになっています。
その差は、3mmです。
実測で3mmの差は誤差の範囲ですし、
弊サイトでは214mmとしてグリットで作っていますが、
公式には216mmで、既にに2mmの誤差があります。
実測図面から想定寸法を算出
では、どうすれば「1/2直線レール」で綺麗に寸法的に収まるのかを考えると、
それぞれが、1.5mm短ければ、2段構成のズレが、10.7cmになります。
グリットを214mmで考えた場合、Uターンレールは、
このような寸法が適正という事になります。
※216mmの公式寸法に割当てると、さらに1mm 長い計算になります。
2段構成で、綺麗に10.7cmの「1/2直線レール」で合うようになります。
※216mmの公式寸法に割当てると、全体でさらに2mm 長い計算になります。
これ、無理やり合わせているんじゃないの?と思われるかもしれませんが、
プラレールは本当に緻密に設計されていて、
若干の誤差があるけどつながるように、寸法が決定されていたり、
よく考えられているオモチャです。
この場合、2段構成のそれぞれのつなぎ目から出たレールが、
通常のパーツでつながらないようなレール寸法で作ってくるはずがないと思うのです。
現に、物差しで測った誤差レベルでいい長さが得られています。
微調整レベルで、綺麗にあう寸法にしているにすぎません。
プラレールで楽しむには、全く考える必要のない誤差なのです。
ちゃんと、つながります。
大丈夫です。
その他、Uターンレール2本使いのレイアウトをご紹介しておきます。
何かのご参考になりますと幸いです。
その他のレイアウトのコツ・テクニック
以下で、その他のレイアウトのコツ、テクニックをご紹介しています。
その他のオリジナルプラン
以下で、弊サイトオリジナルのレイアウトを多数紹介しています。
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