トミー「電動プラレールデラックスセット」のパッケージには、
多くのサンプルレイアウトが紹介されています。
1964年当時のプラレール(電動プラレール)に存在しているレールパーツや、
トミー社がレイアウトとして、レールパーツの使い方を、
どのように想定していたかが推測できる貴重な資料です。
ここでは、「電動プラレールデラックスセット」レイアウトについて、
「プラレール博物館」様の画像をお借りしてご紹介いたします。
トミー「電動プラレールデラックスセット」レイアウト
「プラレール幻の逸品展示室」様の記述によれば、
以下のように書かれています。
※黄色マーカーは弊サイトで現在日から計算した経過年数を追記。
プラレールのすべて3」によれば、このセットが発売されたのは1964年、ざっと38年前(現在経過:60 年前)だ
この時代にこんな凄いセットを買ってもらえたのはかなり恵まれた家の子供だったろうな
クリスマス向けなど、スポット的に生産されたモノだろうから、このセット自体あまり多くは作られていないはずだ
このあと、3両編成2本が入ったセットなんてもの自体、ほとんど発売されてないぜ!(引用)俺の好きなプラレール:第4章|プラレール幻の逸品展示室(2002年11月23日ページ作成)
(アーカイブ)https://www.evernote.com/shard/s370/sh/4a0d6ee1-f654-44c6-a26a-2094406b79d0/0df2adf7c93daa004056e3cc8344cf1f
65 年前のプラレールで、
どのようなレイアウトをサンプルとして紹介しているのかは、
とても興味がありました。
また現在では既に絶版となったレイアウトパーツも使用されていて、
当時、絶版パーツがどのように使われていたのかが分かります。
このレイアウトは以下の画像を参考に作成したものです。
当時のレイアウト部品が読み取れる
「プラレール博物館」様で紹介されている画像は、
かなり歴史あるサイト様ですので、画像がホームページの時代に公開されたもののようで、
細かな点まで読み解くのは困難ですが、
それでも心眼で読み解くと貴重な情報が多く書かれています。
当時は、このようなパーツが既に存在していたようです。
「Y型ポイントレール」が既に存在していて、
2本セットで、ジョイントレール(1/6直線)が付属しているのが分かります。
「大曲線レール」は既にこの頃には存在しています。
ここを起点にして、プラレールの歴史も今後、少しずつ整理し、
紐解いていきたいと思っています。