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「カンカン踏切セット」を立体交差するダイナミックレイアウト 〈182〉(カンカン踏切セット対応)

「カンカン踏切セット」は、
正式名「トミカと遊ぼう!くるぞわたるぞ!カンカン踏切セット」で、
プラレールの踏切パーツの一つで、トミカに踏切を渡らせて遊ぶことができます。
標準レイアウトでも子供は楽しんでくれますが、
もっとレール長を伸ばしたレイアウトで楽しませたあげたいものです。
これは、ダイナミックにカンカン踏切セットを越える立体交差レイアウトです。

2018/12/18追記
カンカン踏切セットに対応したレイアウトを抜粋してまとめました。

「カンカン踏切セット」を立体交差するダイナミックレイアウト

カンカン踏切セットの基本レイアウトはこのようなレイアウトです。

(出典) プラレール トミカと遊ぼう! くるぞわたるぞ! カンカン踏切セット|タカラトミー(TAKARA TOMY) - Toy/B07DD382YJ

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非常にシンプルなので、もっと独創的なレイアウトをと考えたのが、
「カンカン踏切セット」の上を電車が超えていくレイアウトです。

このレイアウトは以下の検討に基づいて作成しています。

レイアウトイメージ

さすがに「カンカン踏切セット」はCGでモデリングしていませんが、
このようなレイアウトで「カンカン踏切セット」を導入します。

2018/11/26:カンカン踏切セットの3D化に伴って画像差し替えました。

org-p0000000182-p3

パースビュー3D対応・「カンカン踏切セット」を立体交差するダイナミックレイアウト

 

レイアウトパーツの配置

このレイアウトは以下のレール配置で作っています。
「カンカン踏切セット」を置いてレイアウト図を作成しています。

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レイアウト3D対応・「カンカン踏切セット」を立体交差するダイナミックレイアウト

※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
※「カンカン踏切セット」を示すグレーのシルエットは不正確でズレがあります。(参考です)

※図で、橋脚が当たっていますがそれについては後述しています。

使うレール部品の数

このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。

*以下パーツ数にはカンカン踏切セットを使わない場合のレール3本(※1)が含まれています。

レール部品一覧

10直線レール 〈R-01〉

41/2直線レール 〈R-02〉

8曲線レール 〈R-03〉

1ニュー坂レール (裏) 〈R-06〉

12倍直線レール 〈R-07〉

4坂曲線レール (A・凸) 〈R-18〉

8坂曲線レール (B・凹) 〈R-18〉

11/4直線レール (凸凸) 〈R-20〉

21/4直線レール (凸凹) 〈R-20〉

11/4直線レール (凹凹) 〈R-20〉

8ブロック橋脚 〈J-14〉

3ミニ橋脚 (1段) 〈J-15〉

5ミニ橋脚 (2段) 〈J-15〉

3ミニ橋脚 (3段) 〈J-15〉

※必要な「ミニ橋脚」の合計数は 22 個でした。

※必要な「ブロック橋脚」の合計数は 8 個でした。

※すべてを「ミニ橋脚」で組む場合は合計で 54 個必要です。(現在、高架下通過の橋脚数を減らす計算は未対応です)

org-p0000000182
※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール(2倍レール等)を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。

 

実測の誤りが思ったより正確だった事実

CG再現の結果、カンカン踏切セットに橋脚が当たっている状態になりました。

この当たっている状態は3D表現を行う前からそうでした。
画像の差替え前の図はこのようになっていました。
この図でも橋脚が当たっています。

この図は、以下の実測時に採寸して作成していたのですが、
外形の表現は3D表現とそん色ない状態ですので、合っていた事になります。

これによって、
レイアウトの橋脚を立てようと狙った位置が誤りだと分かりました。

本当ならば、もう少し上でカンカン踏切を避けた位置で、
レイアウトすればいい事が分かりました。

こんな面倒な取り回しをすることなく、
もっとコンパクトなレイアウトができそうです。

また後日、変更したレイアウトをご紹介します。

 

実際には、このズレはプラレールなら吸収して、
問題なくつなげて遊ぶことができますので、
このズレは、大半の方にはどうでもいい事なのですけども。

実際のレイアウト

今回は、高架下とトミカの持ち上げアームの距離が近いので、
レイアウトを行って、動作確認をしました。

実際にはこのようなレイアウトになります。

org-p0000000182_ins_01

実際のレイアウト(正面)・「カンカン踏切セット」を立体交差するダイナミックレイアウト

※左のループの一部(下段)は図面と異なる「曲線レール」でレイアウトを行っています。
これは以下のテクニックでご紹介している方法です。

 

横から見ていますが、比較的大ぶりなレイアウトになります。

org-p0000000182_ins_02

実際のレイアウト(横面)・「カンカン踏切セット」を立体交差するダイナミックレイアウト

 

今回、一番気になる所が、トミカを持ちあげるアームとレールの間隔です。
プラレールは「ミニ8段(ブロック2段)橋脚」の高さで渡しています。
この状態でも問題はないことが分かります。

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アームとレールの間隔・「カンカン踏切セット」を立体交差するダイナミックレイアウト

 

アームを動かしています。
当たることはありません。

org-p0000000182_ins_04

アーム動作中の間隔・「カンカン踏切セット」を立体交差するダイナミックレイアウト

 

上が「2倍直線レール」で2本分の橋脚間隔で支えていますので、
電車の通過中に沈み込むレールが当たらないか心配でしたが、
「金太郎(単2電池使用)」の重みでも特にアームと当たる事はありませんでした。

特に問題なく楽しむことができます。

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電車通過中のアームの間隔・「カンカン踏切セット」を立体交差するダイナミックレイアウト

 

ちなみにトミカも回避できています。

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この位置なら特殊車両も通過可能・「カンカン踏切セット」をさらに!立体交差させる橋脚位置検討

 

お役に立ちますと幸いです。お読みいただきありがとうございました。

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その他紹介のレイアウト・プラン

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現在、333 レイアウトを公開しています。 よりシンプルな形状レイアウトは以下でご紹介しています。 タカラトミー公式のレイアウトも図面化を行っています。
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