息子が作ったレイアウトにちょっとだけ手を入れるという頭の体操。
前回カスタムしたレイアウトをふと見ると、既にレイアウトが改造されていて、
形的におさまりがいいレイアウトに変更されていました。
基本的に私は息子のレイアウトに口は出さないようにしています。
どうしても口だけじゃなく手も出てしまいますし、
できるだけレイアウトを自分でやって欲しい気持ちがある為です。
目次
自動ポイント(3分岐)とUターンレールで巡回ルートを息子が再カスタム
前回、息子が組んだレイアウトがまず以下です。
それを勝手に組み替えて、電車の走りがいいようにしました。
それをまた息子が改造するという、お題の出し合いのような昨今です。
以下のレイアウトになっていました。
レールに載っている貨物列車は「いっぱいつなごう金太郎&貨車セット」ですが、
この長い列車は、坂曲線レールやUターンレールでは脱線してうまく走りません。
よりシンプルで曲がりの少ないレイアウトでのご利用をお勧めします。
レイアウトイメージ
元々、45度傾いていた、自動ポイントレール(3分岐)の傾きを直し、
スッキリと縦に収めたレイアウトに変更されていました。
まぁ、簡単なことではありますが、息子はこれまで自発的にレイアウトする事は少なく、
すぐに私に「作って!」といってしまう依存体質だったので、
あえて手は出さない。
でも、父としてのアドバイスは見つけておく、そういうスタンスでした。
アドバイスできるようにならないとアドバイスができないわけで、
このサイトを作り、CAD設計でノウハウを探し始めたのが発端なのです。
その息子が勝手にレイアウトを触り変更するのは自発的でいい傾向だと思っています。
レイアウトパーツの配置
このレイアウトは以下のレール配置で作っています。
※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
実は、これ設計上は、0.04cm(0.4mm)レールがぶつかるレイアウトになっていました。
Uターンレールなどは実測で作成していますし、21.4cmグリットで作っていますので、
ぶつかるという判断も誤差がありますが、どちらにせよギリギリプランです。
実際に組んだ状態では、隙間が空くようにグラグラ動かせる状態なので、
全然問題はありません。
少しカスタムをそっと加えてみる
このレイアウトでこれはもう安定したものだと思うのですが、
何となく最近はプラレールでお題の出し合いになっていることから、
一応、軽くカスタマイズを入れてみることにしました。
以下になります。
地味に発見する機会を与えてくれた息子に感謝
ふとこのレイアウトを元にいろいろ変更を加えているとふとした事に気づきます。
「Uターンレールは複線パーツで使うのが基本」なのですが、
それ以外の用途では非常に使いにくいレールで、
どうしても単調なレイアウトになるのが、ずっと課題になっていました。
このレイアウトに補助線を入れてみます。
すると、ちょっと見えてくるものがあります。
どうでしょう。
Webで紹介されているレイアウトでもあまり使われていることはないので、
気づかれていない方が多いのだろうなと思うのです。
ポイントは矢印を入れた部分です。
複線パーツのレール間隔は6cmです。
複線のこの6cmを綺麗に寸法を合せて収めることができるパーツは、
複線パーツ以外にはありません。
皆さん苦悩の末、ズレの少ないレイアウトになるように工夫されています。
私もいい組み合わせはないかと試行錯誤した経緯があります。
しかし、Uターンレールを使えばこの6cmは綺麗に収めることができます。
※複線パーツの一つですから当然です。
ここで、矢印の指し示す部分や、グリット上のレールは、
通常レールパーツで寸法が合う、21.4cm(214mm)の間隔上に載っているのです。
(これまた当然なのですが)
何が言いたいのかというと、
「複線直線レール」「複線曲線レール」で複線レイアウトにする必要なく、「単線複線ポイントレール」や「自動ポイント(3分岐)レール」が活用できます。
それも、通常レールとの親和性が高い状態で。
以下のレイアウトではその法則を利用して収めています。
その他のオリジナルプラン
以下で、弊サイトオリジナルのレイアウトを多数紹介しています。
参考にはならないと思いますが、息子作プランの一覧です。
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一部表現上の簡素化を行っておりますことを、ご了承ください。
プラレールの直線レール1本の長さ(1グリット)は、
タカラトミー様公式には216mm(21.6cm)とされています。
弊サイトでは実寸を元にして214mm(21.4cm)として、
その他のパーツも作図しています。
公式な寸法とは誤差がございますのでご理解お願い致します。
※補足※
CG上に表現された黒い線は、畳の縁が描かれています。
弊サイトのレイアウトCGは畳部屋に配置した場合をイメージし、
畳1枚の大きさからレイアウトサイズをイメージしやすくしています。
畳のサイズは、江戸間、京間、本間、琉球畳など様々です。
正確性はありませんが、1820x910サイズ(1間x半間)で作図しています。
実際は1間x半間の畳は存在しません。
畳は柱より内側の部屋実寸に合せて作成されますので、
厳密にはより小さな寸法になります。
大きさをイメージする参考としてお考えください。
CAD作図、CG作成のご依頼・業務は原則お受け致しておりません。
私にそのスキルはございません。
必要なものを必要なレベルで作成する程度のものです。
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ありがとうございます。
最後に書き添えさせていただきますが、
運営者は鉄道マニアでも、プラレールマニアでもなく普通の人です。
あまり専門的な話題には付いていけませんのでご了承ください。
さらに言えば、プラレールも経験数か月の初心者です。
※2018.10現在:プラレール歴3か月
その為、ニックネームも「プラレーラ」ではなく、
皆さまの代わりにレイアウト設計・作図を行うという意味で、
「あい(プラレータ)」としています。
※プラレールオペレーター
レイアウトを実際に作ってみたよ!というご報告を頂けると、とても嬉しいです。
お写真を添えて、是非共有ください。