プラレールは歴史が長く生まれてから50年が過ぎています。
Webでもいろいろな方がプラレールの写真をUPしてくれていたり、
大人プラレールとも言える巨大タワーを組むプロの方もおられます。
サイトを作ろうと思った発端は「丁度いいサイトがなかった」からでした。
「青いレール.com」へお越しいただきありがとうございます。
※この投稿はどうでもいい雑談です。
目次
子供は大人に作ってもらったレールで遊びたい
このサイトを作るきっかけになったのは、
やはり多くの方が通る「息子の影響」です。
我が家でもプラレールブームに入った息子が、
プラレールでは遊びたい。でも自分では組めないと言う訳で、
父である私を頼ってきます。
最初は「プラレールぐらい・・・」と思っていたのですが、
いざ組んでみると・・・「まぁ、合わないこと合わないこと」
繋がらないんですね。
そうなると既存のプランを参考にして組むか・・・となるわけです。
今は便利な時代ですので、
公式の「プラレールコンシェルジュ」が多くのプランを紹介してくれています。
そうしたプランを元にすればいいのは分かります。
でも・・・「今、手元にある部品で、今すぐ作りたい」
素直な気持ちです。
そう「今、持っている部品から、プラン検索がしたい」
(実現はまだ先です)
ケチりたい訳ではなく子供が遊びたいのが「今」なんです。
amazonポチしたところで届くのは最短で明日。
ヨドバシポチなら昼には届くかも。
でも、遊びたいのは今なんです(笑)
そんなわけで、コツコツとプラレールの世界に、
足を踏み入れることになりました。
プラレールに3D-CAD設計の理由
プラレールというオモチャに3D-CADを引っ提げて、
設計をするというオーバースペックは自覚しています。
ただ、最初からここまでやるつもりだったわけではありません。
プラレール直線パーツの1本が基本単位になっていることから、
曲線パーツやターンアウトなどを組んでいくことも分かっていました。
しかし「合わない」んですね。
ちょっと欲を出すと、たちまち長さが合わず、
ぐぃーっと斜めに施工して、なんとかつながるというプラレール。
この「結果的につながる」という面白さが、
プラレールの醍醐味だと思います。
でも、なぜ繋がったのか?なぜ繋がらないのか?がはっきりせず、
どうもモヤモヤ気持ち悪いのです。
ですので、決してCADで寸法通りに施工したいという訳ではないのです。
ただ「合わないけど、ここはつながるよね」
というある程度の想定がしたいために、設計するに至りました。
そんな試行錯誤の結果、様々なテクニックやコツを見つけることができました。
直線施工が逆に難しいプラレール
実際、プラレールを組んでみると、
接続部が非常にフレキシブル(緩く)作ってあることがわかります。
この曖昧さがオモチャとしての楽しさと可能性を増やしてくれるのですが、
ちゃんと施工しようと思うと、
むしろ直線・直角・平行に施工する方が難しいものです。
長いルートでは特にそう。
お互いにしなしなと離れていったり、くっついたり。
そもそもこのルートで合うの?合わないの?という、
モヤモヤが常にありながらプラレールを組み立てる必要があるのです。
直線・直角・平行で設計しておいて、
実際の施工はちょいちょい曖昧に繋ぎたい。
そこでCG出力をしたいこともあって3D-CADな訳です。
図面の寸法はあくまでも理論値
実際、CADでプラレールパーツを作成するに当たって、
一番困ったのが、想定の規格寸法と実寸法が異なる点でした。
最初は実寸法で作図(モデリング)を始めたのですが、
結果は脆くも敗北。
元々の理論上の設計値(直線寸法を214mmとした)を基準とした、
半径214mmの円形を基準に、各パーツを作り作図をしました。
そうじゃないと、1mmのズレも結果に現れるCADでは、
設計の誤りなのかが全く分からず、非常に苦労する結果になりました。
ここまで来るのに、何度パーツのモデリングをやり直したことか・・・。
お蔭で3Dは業務で使う事はこれまで無かったのですが、
結構慣れることができましたw
情景部品や情景・機能レールはお子様のお楽しみ
サイトで紹介するルートプランは原則情景部品は含ませていません。
ストップレールや、ガーター橋なども、
直線レールや1/2レールで設計上は長さを計算します。
プランに楽しさを付加する作業は、
「子供のお楽しみ」として残しておくほうがいいのかなと思います。
繋がっているパーツを入れ替えて遊ぶくらいなら、
まだプラレールになれていない子供でもできますから。
CGが畳部屋の理由
普通、プラレールで遊ぶ部屋は、床が平らなフローリングがオススメです。
ですが、我が家は古民家ということもあり、
畳敷きの部屋で遊ばせています。
畳敷きだから畳のレンダリングというわけではなく、
実際のプラレールの仕上がりサイズがイメージしやすいかなと思い、
畳のイメージでご紹介しています。
1畳くらいなら占有されても大丈夫というご家庭もあれば、
8畳まるっと子供部屋という方もおられるでしょう。
日本人に馴染みがある畳のサイズが概ねイメージできると、
プラレールを組む前に大きさが想定出来て便利です。
尚、実際畳のサイズは、江戸間や京間など、
サイズがかなり異なります。
参考の畳サイズはどの寸法も採用せず、
1820mm x 910mm( 1.8m x 0.91m )にしています。
これは日本家屋の柱芯から柱芯で使われる909mmグリットにしています。
実際には柱芯より内側に入ったエリアに合せて畳が敷かれます。
こんな大きな畳はあまり使用されないことと思います。
本間サイズだとグリットが980mm位になって、
畳幅も900mm位にはなりますが。
あくまでもイメージ用の参考です。
そんなこんなでサイトを作ってしまったこともあり、
コツコツとプランを作って、ご紹介してまいります。
子供がプラレールブームの期間は、予想2年位かなと思っています。
それでも毎年、どんどん皆が通り過ぎていく、
プラレール時期のお力になれば嬉しい事と思っています。