以前、息子に図面を一枚渡し、そのまんま作ってみるように言いました。
図面をみながらちゃんと組み上げてきた息子を褒め、
それならばとせっかく作ったレイアウトにカンカン踏切を組み込みました。
実は坂曲線レール等「曲がり方向と凹凸向きの制限」があるパーツを
使っている場合を除けば、カンカン踏切は大抵のレイアウトに簡単に組み込めます。
目次
「カンカン踏切」は大抵の既存レイアウトに簡単に組み込めます
最初に息子に作らせたレイアウトがこちらです。
3分岐から複線間隔を生み出してつなぐという、
なんとかつながるレイアウトを、実際に作ってもらいました。
実際の施工模様
息子は直線レールをストップレールに置き換えて、
駅を置くのが好きなので、一部「ストップレール」に変更されています。
既存のレイアウトをカンカン踏切対応に変更
プラレールのレイアウトのカスタマイズは、
基本的に対辺に同じ長さのレールを平行に入れていくことです。
ですので、元あるレイアウトにカンカン踏切を入れたい場合、
どこかに2.5直線長さの部分を作れば入れる事ができます。
息子が作ったレイアウトでは直線レール2本分の長さは含まれていますが、
1/2直線長さだけ足りません。
ですので、平行する4か所にそれぞれ「1/2直線」を挿入すれば、
全体のレイアウトを延長する事ができます。
1/2直線を入れる過程で、ガーター橋を併用していますが、
全体の幅が1/2直線伸び、延ばした部分にカンカン踏切を入れます。
これをレイアウト図にしているのが以下になります。
つなぎ目の向きの都合でカンカン踏切が逆になる場合も
今回入れたレイアウトでは図の通り、
遊戯スペースがφ40(直径40cm)程度しか取れていません。
息子の足を一緒に収めるとイメージしやすいかと思いますが、
かなり狭く、子供でも座る事ができないという状態です。
このような場合、カンカン踏切をぐるっと180度回して、
レイアウト全体を裏返すことで、遊戯スペースの確保ができます。
途中「1/4凸凸+1/4凹凹」の計1/2を挿入すれば、
裏返す必要さえありません。
つなぎ目凹凸が逆の場合、全体を裏返す
実際のプラレールを持ちあげて、バッサリ裏返すのは困難ですが、
もし裏返すことができれば、つなぎ目の向きを反転させることができます。
反転してカンカン踏切を入れるとこのように、
遊戯スペースがレイアウトの外側に移動し、
小さく丸まって座る必要もなくなります。
後からレイアウトに組み込む場合、
つなぎ目の向きなどを気にする必要があったり、
手間が増えたりする欠点はありますが、
実際のところは専用レイアウトを作る必要もなく、
大抵のレイアウトをベースにして、2.5本直線を入れるように変更し、
その箇所にカンカン踏切を入れれば、
どんなレイアウトでも楽しむことができます。
カンカン踏切セットに対応したレイアウトは以下でご確認いただけます
以下で、カンカン踏切セットに対応したレイアウトを抜粋してまとめていますので、
ふーんと眺める等、イメージを掴んだりご自身のレイアウトを考える上の、
ご参考になれば幸いです。