プラレールを使って「三角形」のレールレイアウトを作る事は稀です。
直線と曲線のレールを組み合わせて、三角形の斜辺を表現するのが困難なためです。
それでも縦横の長さを斜辺に合せて調整すれば、
一応の三角形は作る事ができますが、
長さが丁度いい小さめの底辺2:斜辺3の三角形ではかなりきつい設計になります。
実際にやってみたところ、これでも何とかつながります(実績)
2:3三角形(なんとかつながる)
プラレールで三角形を表現するプランです。
尚、このプランは以下の検証過程で得られたプランです。
レイアウトイメージ
いかがでしょう?
全体のレイアウトサイズに対して、ズレが大きいのがわかります。
CGでみても、厳しそうなのが既に感じられるレイアウトです。
レイアウトパーツの配置
このレイアウトは以下のレール配置で作っています。
※後日、実際につながるか検証を行って追記いたします。
寸法は合わないながらも安定してつながるのは、
5:7三角形くらいが限度かなと思います。
※格子グリットは直線1本分の基準長さを示し、およそ214mm(21.4cm)です。
使うレール部品の数
このレイアウトを作るには以下のパーツが必要です。
7直線レール 〈R-01〉
8曲線レール 〈R-03〉
triangle-p00007
※赤文字は必要な個数です。
※使うレールは一例です。長さの異なるレール(2倍レール等)を利用した時は必要なレールや部品数は異なります。
※「車止め」や「情景パーツ」などレールの接続に直接関係の無いものは集計していません。
※「ガーター橋」などイメージと色の異なるパーツが表示される場合があります。
※薄い青のレールは「単線用」パーツ、少し色の濃い青のレールは「複線用」パーツを示しています。
実際につないだレイアウト
たぶん実際にはつながるんだろうなぁと思いながらも、
半信半疑でしたので実際につないでみました。
特に無理やり入れた感触はなく、すんなりとつなぐことができました。
※接続の歯の向きが図面と逆ですが、ご了承ください。
今回は自由度を少し制限する意味で「2倍直線レール」を3本利用して、
この三角形を作っています。
ただやっぱりつなぐときに両端を引き寄せる感じがありますので、
レイアウトの接続部分をみれば、少しずつ隙間ができています。
斜辺部分でもしっかりとくの字の直線になっています。
それでも、普通の直線レールを使えば、
つなぎ目の数が増えてもっとつなぎやすいだろうと思います。
この位のズレでも、簡単につながるのが、プラレールの楽しさですね。
CADで寸法を取って設計している私ですが、
元々は「合っているのか?合っていないけどつながるのか?」が知りたかっただけで、
つながればオッケーという認識でプラレールをつないでいます。
あまり神経質にならないのがプラレールの楽しさだと思います^^
三角形・ハート形を元にしたプラン
三角形に近い形を作る場合には少し無理があるプランもありますが、
ハート形などに近い形であれば、比較的簡単に作る事ができます。
レイアウトを実際に作ってみたよ!というご報告を頂けると、とても嬉しいです。
お写真を添えて、是非共有ください。