プラレールのレイアウトを考えている時にCG,CADでは伝わりにくい部分が、
「高架と車両の干渉」です。
CGでは実際にぶつかっていても、パーツを置くことができますし、
そもそも当たっているかさえ、認識しにくいという欠点があります。
そこで、レイアウト上で空間が厳しい箇所には電車を置いてチェックするようにしました。
プラレールの電車をCGで表現して高架回避を分かりやすく表現するようにしました
そもそも、設計したレイアウトを
実際にプラレールで組み上げて、電車を置けばいいというだけの事ですが、
写真では微妙に伝わりにくい部分があったりするので、
ケースバイケースで写真とCGは併用していくスタンスです。
CGで車両の干渉を目視チェックする
どのようなケースかというと、例えばですが、
ミニ橋脚2段の高さから、ニュー坂レールで4段上げする途中で、
つなぎ目から直線レール1本(ニュー坂レール長さ半分)の位置で、
高架交差させるような時、
無事、通過できると思いますか?
図面での位置関係は右側の高架交差部分です。
(ニュー坂レールに書いてある矢印の下)
このレイアウトは以下でご紹介したものです。
結論から言えば、通過可能です。このように。
やっぱり電車が実際にあるか、ないかで、
そのスケール感が理解しやすくなるのが感じて頂けるのではないでしょうか。
これを実際にレイアウトCG上で電車を置いて、
別途、拡大表示すれば、どこの拡大なのかも、
分かりやすくなるのではないかと思います。
このように、レイアウト紹介単体では、
電車の点景は必要ないと思ってきましたが、
場合によっては電車が置いてある方が伝わりやすいことがある。
伝える為ならCGのモデリングも必要。
という事で、無駄に凝った車両を作ってしまいました。
このような車両を使って、以下でもレール回避の例をご紹介しています。
何かのご参考になれば幸いです。
今後ともよろしくお願いします。