「車両基地」や「てんてつ機」といったレールは、
一般的にはルートから分岐して、レール先端に車止めが置かれ、
周回ルートの中に組み込まれることはあまり無いはずです。
ですが「車両基地」に含まれるダブルターンアウトレールを使って、
レイアウトを考えると難しく面白いレイアウトが作れます。
ダブルターンアウトレールの寸法調整に関しての例になります。
ですので本来の「鉄道車両基地としてレイアウトらしくない」点については、
より鉄道に詳しい皆様にお任せいたします。
紹介のレイアウトをベースに各自、拡張・改変されて下さい。
目次
「車両基地・タブルターンアウトレール」を使ったレイアウト集
「車両基地」には車止めが同梱されていますし、
公式なレイアウトでもレールエンドになることが大半です。
その「車両基地」のダブルターンアウトには、
実は周回レイアウトに組み込めるような寸法で設計がされており、
レールエンドで終わらせるにはもったいない、美レールなのです。
以下は弊サイトで作った「車両基地」を含むレイアウトの一覧です。
※以下リンク横の画像は、クリックすれば拡大されます。
「大曲線レール(廃盤)」を使ったレイアウト
「大曲線レール(廃盤)」は別途中古で入手が必要なため、
少し敷居が高いかもしれません。
ですが「車両基地」を既に持っているなら、
最低寸法成立に必要な本数は2本。自由度を高めるなら4本あると便利です。
この機会に中古市場で探してみるのもいいかもしれません。
※以下のタイプのリンクの画像はクリックで拡大可能です。
現状で最もシンプルにレイアウトできたのが、
以下のレイアウトです。
現行の標準レールで寸法をなじませてつなぐレイアウト
現行(2019年現在)で入手可能なレールで完全にレールの寸法を合わせて、
「車両基地」を周回ルートでつなぐことはできません。
それでもプラレールですので、あっていなくてもちゃんと繋がります。
細かいことに拘らないのであれば、自由につないで楽しむのがプラレールです。
「車両基地」のダブルターンアウトの美設計
「車両基地」のダブルターンアウトレールは、
とても綺麗な設計で大曲線レールの寸法を取り込み、
車両基地としてのデザイン性を活かすように、
95mmというレール間隔を採用しているように見えます。
車両基地がどうして美設計なのかについては、
以下でご紹介しています。